3年生は現在、総合的な学習の時間を使って「地域をよりよくするためのアイディアを地域の方々に提案する(初倉ビジネス)」を目標に一人一人がプランを立てて取り組んでいます。6月29日(月)には、島田市の各方面で事業を展開されている方々を学校にお招きして、生徒に「仕事を通して地域に貢献する」ための考え方や心構えを教えていただきました。
講師の鈴木様からは①自分の得意分野で地域に貢献する方法を見つけること。②地域に今ないものを見つけ、世の中の動向を見て提案すること。の2点についてお話をいただきました。生徒の感想にも『私は「こんなにもたくさん自分にできることがあるんだ」と思いました。自分の好きなことややりたいことをあきらめずにやったら、ちゃんと願いが叶うんだなって思えました。』という言葉があり、大きな気づきをもらえた様子が窺えました。
また、「はつくらこども食堂」を企画・運営し、「人権の視点をもって物事をとらえること」と、「ボランティアなど、人に役立つ行動を起こすこと」の価値について教えてくださった清水様、様々な企画を工夫して行い、「企画を考えている自分がわくわくしているかが大切」と楽しそうに語ってくださった河村様のお二人の「生き方」にあこがれを抱いた生徒も多くいたことと思います。
生徒は、身近な地域の「輝く大人」に直接触れ、自分がこれから提案する「初倉ビジネス」への明るい展望をもつことができました。生徒にとって、大きな刺激を受けた講話会となりました。