「はつくら寺子屋」(初倉小学校)がスタートしました。これは「しずおか寺子屋」創出事業によるものです。県の公式ホームページには、「県では社会総がかりで子供たちを育む環境づくりの推進に向けて、家庭等において主体的に学習に取り組む習慣を身に付けることができるよう、地域の教育力を活用した放課後等における学習支援を実施します。同事業のモデル地域である三島市、島田市、袋井市で、学校の空き教室等の公共施設を利用し、地域住民や大学生の参画を得て、小・中学生の放課後等における学習支援「しずおか寺子屋」を平成29年度より開始しました。」と説明があります。島田市は初倉中学校区で実施され、初倉小学校、初倉南小学校、湯日小学校の3小学校で隔週水曜日に小学3年生を対象に算数の基礎・基本の学習や理解度に応じた学習の提供を行います。
今日は、初倉小学校での第1回ということで、島田市濱田教育長をはじめ、県教委からのお客様もいらっしゃっていました。小学生に算数を教えるのは、市や地域の大人の方々とボランティアで手を挙げてくれた初倉中学校の生徒です。かわいい小学生たちに、初倉中3年生の女子2人と1年生の男子3人がやさしく、丁寧に教え、○つけをしていました。今日の感想を聞くと、3年生の2人は「小学生が素直に説明を聞いてくれてかわいかった。」「うまく関われてよかった。」と話していました。教えてもらった小学生が算数を好きになり、中学生になった時「今度は自分が・・・」と、地域の子供が地域を育て、地域をさらに大切にするようになってくれればいいな、と思います。